スノーボーダー症候群のチェックポイント〜下肢編〜
こんにちは。
愛知県岡崎市にあるボディケアジム、
Medical Condition(メディカル コンディション)の代表トレーナー安藤雅人です。
今回は前回の体幹編に続き、
スノーボーダー症候群のチェックポイント
〜下肢編〜です。
※基本レギュラースタンスで滑る方を基準にして書いています。
1.股関節の動きについて
体幹と骨盤をを正面に向けたまま、
緑色の→のように、
左右膝を内側と外側にスライドしてみます。
どちらがいきやすいですか?
左右差がなければOKです。
レギュラースタンスの方は、
赤色→方向のように、
右膝が内側、左膝が外側に倒れやすいです。
では、グーフィー方向は、
青色→方向のように、
右足が外側、左膝が内側には動きにくいという特徴があります。
2.足の動きについて
あと、もう一つ足に特徴があります。
特に最近流行りのスタイル、
内股でライディングする方に、
多く発生する体のポイント。
膝を倒していくと、
前足になる側の左側は、
スネが外側に倒れても、
母指球は地面から浮きにくい(図の①)。
よって、踏ん張りやすい。
しかし、
グーフィーを想定した場合、
ブーツ内で母指球が浮いている可能性がある(図の②)。
なぜなら、レギュラースタンスで
常に右足内股スタイルで踏ん張る傾向に多い方は、
足の内側にあるアーチが潰れてしまっている傾向があるから。
グーフィーでスネを立てた場合、
どうしても右足の母指球が浮いてしまう。
そのため、雪面で体重を支えることができず不安定な状態になる。
まとめると・・・
パフォーマンスを上げて、
体にストレスを与えず、
痛みを出さないようにするためには、
左右バランス良く、
どっちも同じような動きができることが最高!!
あと、この股関節〜骨盤の動きは、
先日のブログで書いた首の動きと密接な関係があります。
首の動きが悪ければ、
基本、トレーナーは首にアプローチするはずです。
でも、首をチェックすることは大切ですが、
むち打ち等ケガ以外で発生した日常生活による首の動きの制限は
実はそこを掘っても答えはない事が多いです。
首の動きもこの股関節の動きが改善しないと、
どれだけ首のケアやストレッチをしても、
すぐに戻ることがわかってきました。
これも運動連鎖ですね。
次回はスノーボード選手のチェックポイント〜膝から下編〜!!
【スポーツ選手・一般の方々と目標と感動を共有し、動きやすい体作りをサポートします。生涯現役生活と一生スポーツを目指しコンディショニングを行っています。岡崎市Medical Condition(メディカルコンディション)】